認知症の対策について、様々コラムがありますが今回は「認知症加齢性難聴」に関する意外と知られていない関係性を解説していきます。

高齢者の方の中で耳に関する異常は意外と、無視をしている方が多くなってきているのでそのあたりも詳しく解説していきます。

 

 

■そもそも加齢性難聴とは?

認知症 加齢性難聴 写真①

 

加齢に伴って「耳が遠くなる」という症状がありますが、この加齢性難聴と認知症の関係が最近注目されているんです。

加齢に伴い、体の様々な機能が衰えます。

そして衰えはもちろん耳にもやってきてしまい、そのことを加齢性難聴と言います。

加齢性難聴は、年齢以外に特別な原因がないと言われていて、50歳ころから始まり65歳を越えると急激に増加すると言われています。

そして、75歳以上になると7割以上の方が加齢性難聴だと言われています。

加齢に伴って、耳は遠くなるのは仕方ないと放置していると外出先で危険に逢いやすかったり、警報機の音が聞こえずに逃げ遅れてしまったりなど様々な危険が生じてしまいます。

加齢性難聴の特徴として「高い音から聞こえずらくなる」 「両耳の聴力から同時に下がる」 「音は聞こえていても、何を話しているかは聞き取りづらい」が主な特徴としてあげれています。

耳の中の細胞が加齢に伴い、減っていってしまっていることが原因ですが、他にも神経、脳の機能が低下などのいろいろな原因が重なり聞こえづらくなってしまうと言われています。

ここで理解していただきたいのが、加齢性難聴は誰でもなってしまう可能性があるということです。

 

 

 

■認知症と加齢性難聴の関係

認知症 加齢性難聴 写真②

加齢性難聴の患者数は年々増加傾向にあります。

65歳以上から難聴の方が急激に増えていき

・75~79歳⇒男性71.4% 女性67.3%

・80歳以上⇒男性84.3% 女性73.3%

上記の方が難聴状態であると言われています。

そして、加齢で認知機能も当然衰えていきます。

難聴の症状が見えると認知機能の衰えがあることも、わかってきたそうです。

加齢性難聴になってしまうと、会話が困難になります。聞き返しがうまくできなくなったり、聞き間違いが増えたりすることで周りとのコミュニケーションが減り、疎外感を感じてしまったり、うつ状態になってしまうという悪循環から認知症になる可能性を高めてしまいます認知症加齢性難聴の関係知ってましたか?。

耳というのは音などの情報を理解するためにありますので、耳からの脳に情報が送られているのですが耳が遠くなってしまったり、加齢性難聴になってしまうと無意識に耳からの情報を取り入れて理解するために普段から耳が正常の方よりも、脳を使ってしまっていると言われていて、脳の記憶の容量や処理がいっぱいいっぱいになってしまうことで、物忘れや認知機能にが低下していくのではないかと言われています。

高齢者の男性の方で、物忘れがとても激しくなり始めて認知症ではないかと心配した家族が、病院に連れていことしたところ話かけてみると、耳も遠くて何をいっているかわかっていない様子で耳の中を見てみると、大きな耳垢やゴミが溜まっていて、まず耳鼻科で耳の中の掃除をしてもらったところ、びっくりするくらい音が聞こえやすくなり、会話もスームズにできるようになり、物忘れも急激に減っていったという方がいました。

実は耳には、耳垢を外へ押し出す自浄作用があるのですが、これが衰えて耳垢が溜まりすぎると、炎症が起きて骨まで溶けてきます。

外耳道真珠腫」という疾患です。

さらに放置をすると自浄作用がどんどん落ちていき、炎症が進行していきます。

ですから耳は常に清潔に保つことが重要だということがよくわかります。

高齢者の方は、特に耳掃除を定期的にしていくことが大切なことになります。

 

 

■加齢性難聴を防ぐための耳掃除方法は?

認知症 加齢性難聴 写真③

耳は自分で掃除する方がとっても楽ですが、間違った掃除をすると耳の内部を傷つけてしまう場合もあります。

一番良い方法は定期的に耳鼻科などの医療機関で正しい耳掃除をしてもらうことです。

自分自身で耳掃除を行う場合は、綿棒を耳の中に入れたらゆっくりとクルクル回転させます。そしてクルクル回転させながら抜いていく作業を数回繰り返します。

物足りないと感じる方もいるとは思いますが、耳の中をゴシゴシしたり強く押し付けたりして耳掃除をすると傷つけてしまうのでやめてください。

そして、重要なのは耳垢はある程度は必要ということです。

耳垢には、耳の中の毛や分泌液などが合わさったものが乾燥を防ぎ、耳の中に入るウイルスや細菌、異物などを払いのける耳の機能を保護する役割があります。

逆にやりすぎると、もっと耳垢が出るようになり耳鼻科で除去してもらわなければいけなくなるので、毎日掃除をしなくても大丈夫です。

高齢者の方は、耳垢を外に押し出す力が衰えているので耳垢もたまりやすくなっていますので、定期的に掃除をしてあげることです。

掃除をしても、加齢性難聴が治るわけではありませんが進行を遅らせるきっかけにはなります。

認知症の対策としても耳掃除はとても大切です。

耳掃除をしても、音が聞き取りづらい方は補聴器をつけることで耳からの入る情報をすこいでも多くなり、会話が弾んだりして認知症を防ぐことにも繋がりますので、つけるといいと思います。

耳掃除や補聴器を自分自身で間違った方法で行うと非常に危険ですので、一度お近くの耳鼻科で掃除してもらって相談してみるといいと思います。

 

■認知症と加齢性難聴の関係知ってましたか?まとめ

認知症 加齢性難聴 写真④

認知症加齢性難聴はとても関係性があると説明していきました。

認知症というのは、とても難しい病気ではありますが一番大切なのが人間関係やコミュニケーションではないかと思います。

高齢者の方は、様々な場所が加齢により衰えていきますので、外出が嫌になったり人と交流を持つのが大変になったりして少しずつ少しずつ、孤独になっていきます。

孤独になると、一日の中で喋ったり考えたりする時間が減っていき自分では気づかないうちに認知症になってしまいます。

加齢性難聴で、会話がしづらくなると絶対認知症になるわけではありませんが、会話をするということは人にとってとても重要だということは間違いありません。

携帯電話も急激に進化を遂げて、今ではLineなどでやりとりが当たり前になって来ています。

生活が便利になっているのはとてもいいことですが、あまり頼りすぎると本来の人間関係を作ることが難しくなり、病気に繋がったりしていることも理解しなければいけません。

認知症にならないようにするには、加齢性難聴にならないようにすることも大事なことですが、人とのコミニュケーションを忘れずに、積極的に交流できる場に行きたくさん会話のなかで笑ったり、怒ったり、泣いたりすることが一番の対策になります。

認知症加齢性難聴もコミニュケーションを忘れずにいることが一番の対策だと思いますので、ぜひ耳を綺麗に保ち友人との会話を楽しみながら、認知症にならないようにして行きましょう。

 

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