日本は、長年に渡り平均寿命の長い長寿大国として有名です。

とても嬉しいことではありますが、健康寿命が伸びているのかというとどうでしょうか。

なぜ日本は平均寿命が伸びてきたのか、長寿大国としてのいいこと、悪いことは一体何なのか、健康寿命とは一体何なのか、長寿大国といってもいろんな疑問や問題があり、嬉しいことだけではありません。

■なぜ日本は長寿大国になったのか。健康寿命とは一体なに?

長寿大国 健康寿命 写真①

今では長寿大国として知られている日本ですが、なぜ長寿大国になったのでしょうか?

現在、日本の平均寿命は女性87.14歳 男性80.98歳で、女性は4年連続、男性は5年連続で平均寿命を更新していて、香港についで世界第2位長寿大国となっています。

そもそも平均寿命というのは、亡くなった人の平均年齢のことではありません。その年の死亡率がこのまま変わらないと仮定した上で、その年に生まれた子供がその後何年生きられるかを推計したものが平均寿命になります。

そして、すごいことに90歳以上の人口が206万人に上り、初めて200万人を超えたそうです。

100歳以上の人口も全国で6万7000人を超えたそうです。

47年連続で増えてるそうです。

なぜ、日本は長寿大国になったのでしょうか。

長生きできる理由として言われているのは、

まず、日本食(和食)の独特な食文化です。

日本食(和食)は、脂肪分が少なく世界の先進国と比較すると日本(和食)の脂肪摂取量は圧倒的に少ないにです。

そのほかにも米飯を中心とした穀物摂取量、魚の摂取量が多いという特徴があります。そして豆腐、納豆、味噌をはじめとする大豆製品の摂取も多くて、動脈硬化になりにくい食文化と言えます。

昔から日本人は緑茶を飲む習慣がありますが、緑茶に含まれるカテキンやビタミンCなどの抗酸化物質を多く取ることで、動脈硬化やガンなどを予防する効果ができます。

これらの日本食(和食)が日本の平均寿命を伸ばすことに影響している可能性があります。

しかし、伝統的な日本食(和食)が食生活の中心であった昔では、脚気や様々な栄養欠乏症に悩まされていたのも事実で、短命の方が多かったという歴史もあります。

現代の日本の長寿を支えている日本食(和食)は昔ながらの日本食(和食)ではなく少しアレンジをされている進化した日本食(和食)であると言われています。

そして、一番の理由が医療制度の充実にあると言われています。

日本には複数の社会保険制度があります。(医療保険年金保険労災保険雇用保険介護保険)

これらに加入することは義務付けられていますが、これを国民皆保険制度といいます。

どういうものかというと、社会保険に加入しておくことによって、病気や怪我、入院など万が一のときに保障してくれる制度です。

受けたいときに受けたい医療を、金銭的な心配をせずに受けることができます。

医療費が高額となり、自己負担分の負担が難しい場合は高額療養費制度もありますので、比較的高額となる医療でも、受けやすい環境にあるといえます。

また、年に1回の定期健康診断を受ける体制が整っており、病気や異常の早期発見・早期治療が可能となり、病気を重症化することなく治療する、あるいは病気そのものを未然に防ぐことができます。

一方、諸外国においてはこの国民皆保険制度がないというところも多くあり、医療費はすべて自費という国があります。

その場合、民間が運営する医療保険社会保障)に加入し、必要な医療をまかなわなければならなくなります。

このような国では、貧富の差が大きくなるため、貧困層は健康に対して気遣うことができず、病気に気づいた時には重症化しているということも多いようです。

さらに日本は、自費にはなりますが、人間ドックや脳ドック、がん検診など、より詳細な検査を含む健康診断を受けることができます。

貧富の差が諸外国と比べて著しくはない日本。多少の追加費用を払ってでもこの健康診断を受けるという方も、多く見受けられます。

こうした医療制度の充実が、日本国民全員の平均寿命を底上げし、結果として世界トップクラス長寿大国となっていると考えられます。

さらに日本の医療制度は、健康長寿の実現に向け、治療だけでなく、疾病予防や介護予防にも積極的に目を向けて、政策として行っています。

このような国を挙げての取り組みもあって、日本人の健康長寿に大きく影響していると考えられます。

食文化や医療制度の充実から、外国からすると日本人は健康だと思われていると思いますが、本当に健康な方が多いのでしょうか。

健康と生存しているかどうかは、イコールではありません。勘違いをしている方が多いのですが、平均寿命が長いから健康というのは全く持って違います。

今、本当の意味で健康を考えるために必要なのは、介護を受けなくても自立して生活できる健康寿命を伸ばしていくことが大切になってきます。

 

■長寿大国の日本。本当に大切な健康寿命とは

長寿大国 健康寿命 写真②

健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送ることができる期間のことです。

日本は平均寿命が長いことで有名ですが、寝たきりの期間も同様に長いことがわかっていて、男性で9年 女性で12年でアメリカやドイツ、イギリスなどの欧米諸国が6、7年で比べると圧倒的に寝たきりの期間が日本は長いのです。

なぜ日本はこれほど寝たきり期間が長いのかというと、日本の高齢者の多くが本来持っている人間の力ではなく医療の力で生かされているということにあります。

延命治療の発展により、寝たきりの状態でも生きることができるようになっていますが、今その延命治療についてもいろんな意見があり、問題視されています。

延命治療というのは、患者さんが意思疎通ができない状態でも生命だけを維持させることができます。

・人工呼吸

自分の力で呼吸ができない場合に、人工呼吸器を使って心配機能を維持する。

・人工栄養

自分で飲食ができない場合に、点滴や胃ろうなどによって水分・栄養を与える

・人口透析

腎機能の低下や廃絶によって無処置では尿毒症を起こす状態(腎不全)で行われ、外科的に血液中の老廃物除去・電解質維持・水分量維持を行う。

の治療方法で延命をするのですが、何が問題視されているかというとそれはいつ延命治療を中止するかということ。

人口呼吸器を外すということは医師の殺人に問われかねないとして医療界ではタブーとされてきました。

なぜ延命治療の中止などが言われているのかというと、延命治療とは回復させるための治療ではなく命を延命させるのが目的ですので、どんなに頑張っても元の状態に戻ることはありません。

もしも患者さんに少し感覚が残っていたりしたら、苦痛を感じながらずっと何も伝えることができないまま、延命され続けるかもしれません。

そして、お金の問題もあります。

入院費に医療器具、薬品など、お金がたくさんかかります。

延命治療には終わりがありません。

大切な命ですので、延命治療を選択することは間違っていませんが、延命治療を中止するということは、家族にとって自分たちの意思で殺してしまったという気持ちになってしまうかもしれません。

そんなことにならないためにも、平均寿命の数字だけをみて健康で元気な日本だと思わずに、健康寿命を上げていくことに力を注いで行かなければいけません。

 

■長寿大国の日本、健康寿命を伸ばしていく方法とは?!

長寿大国 健康寿命 写真③

今後、長寿大国として本当の意味で健康寿命を伸ばすことは超高齢化社会の中でも明るい日本にしていくこととしてとても大切なことになります。

健康寿命を伸ばしていくのに大切なこととして、「カロリーや栄養をしかっりと考えた食事」「適度の運動」がとても大切になってきます。

 

食事について

加齢に伴い食事の量が減ってしまう方が多いようですが、その原因として胃や腸のなどの消化機能の低下や飲み込む力の衰え、食事への興味の薄れなど、様々です。

食事の量が減ったり、きちんと栄養をとることができないと低栄養になってしまい、骨折しやすくなったり、筋肉が減り運動能力が低下したり、免疫力の落ちて、寝たきりの状態になってしまうのです。

・しっかりと毎日、3食を摂る。

・お肉やお魚のタンパク質を十分に摂る。

・野菜は、緑黄色野菜、根野菜など豊富な種類を毎日食べ、火を通して摂取量を確保する。

・食欲がないときでも、なるべくおかずを食べてお米を残すようにする。

・きちんと飲み込めるようにお肉などは一口サイズにきり食べやすく、食事を楽しめるよう工夫する。

など、食事に対してもう一度見直してみてください。

高齢者の方は、肥満の方よりも痩せすぎている方の方が死亡率が高くなっていることがわかっているので、食事は必ずしっかりと摂り、低栄養にならないようにきおつけてください。

運動について

高齢者の方は、加齢に伴い筋肉量の低下、体力・持久力の低下や膝や腰の痛みがみられることで、運動をしなくなっていきます。

運動をしなくなると、歩行が難しくなたっり、日常生活に支障をきたすことがあります。

外出するのも嫌になり、家に閉じこもる時間が増え、さらに運動する機会も減るなど悪循環になっていきます。

バランス機能も低下するので、歩行中に転倒が増えたり骨折が増えたりします。

また体力の低下から病気にもかかりやすく、治りも遅くなるので安静にしなければいけない時間が増えてしまい、さらに運動能力がなくなってしまいます。

どんな運動をしていいかわからないと諦めてしまう方も多いと思いますが、少し意識をするだけで劇的に変わるのです。

買い物や外出の時は、なるべくウォーキングをして向かったり、お風呂上がりはストレッチを行ったり、階段を使って上り下りしたり、近所のラジオ体操ゲートボールに積極的に参加をしたりなど、激しい運動をしなくても高齢者の場合は十分効果が出ます。

しかし、高齢者の方の運動は些細な転倒や怪我が大事故に繋がってしまうこともありますので、十分に注意をしなければいけません。

ウォーキングなどでは、物足りないという方はジムなどに通って筋力アップのトレーニングを行ってみるのもとてもいいことです。

専門のトレーナーさんがジムにはいますので、高齢者の方、一人一人に合わせたメニューを組んでくれるので楽しくトレーニングをすることができると思います。

食事と運動はとても密接な関係で、運動終わりにしっかりと栄養を補給することで筋肉や運動能力の維持に繋がりますし、食欲がわいて、低栄養になるのも防ぐことができます。

どちらかをおろそかにしてしまうと両方がダメになってしまいますので、食事と運動は常にセットで考えていきましょう。

そして、大切なのはどちらとも無理をせず楽しみながら継続することですので、ぜひ自分のできる程度からでいいので楽しみながら始めてみていってください。

■長寿大国と健康寿命の大きな違い。このままで日本は大丈夫なのか。まとめ

長寿大国 健康寿命 写真④

長寿大国としての日本についてお話させていただきましたが、平均寿命が上がっていることだけに注目がいっていますが、その裏側を見ていくと健康寿命が短かったりすることがわかりました。

高齢者が多い日本では、どれだけ元気な高齢者を増やしていくかが、とても重要であり今後の課題になってくると思います。

これからも、長寿大国として本当の意味で健康的な体を手に入れ、健康寿命、平均寿命を伸ばしていくことが大切です。

最期まで、自分の足で歩き、自分で食事を摂り、自分らしく生きるためにも健康について今一度考えを改め、有意義な時間を過ごしていけるようにしていきましょう。

 

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